タイトル:Java SE 7/8 Bronze [1Z0-814] の取得
はじめに
先日、Java Bronzeのオンライン受験で合格しました。 参考書で毎日3時間×3週間弱学習し、巻末試験で90%は取れていたので大丈夫かなと感じて受験に至りました。 その過程が何かの参考になればと思ったのでブログに残すことにします。
参考書
「Java SE 7/8 Bronze [1Z0-814対応] 問題集」の解説が分かりやすいと感じ使用しました。 各章ごとに、前半が問題集で後半が解答解説、という構成です。 1問ごとに問題と解答解説が記載されている参考書も有るので、好みで良いと思います。
勉強法
ノートにまとめる
古典的な手法ですが必要でした。
なぜなら参考書は...
- 分厚いので繰り返し読むのは気が滅入る
- 復習したいポイントを探すのがとても面倒
でもまとめノートなら...
- 自分専用の「薄い」参考書になり「読む気になる」ので弱点を克服しやすい
まとめる際に気を付けたのは...
- 箇条書きなどで分かりやすく書く
- 繰り返し読むので「キレイ」に書く
そして参考書は...
- 参考書は評判の良いものを1冊。
- まずは最後まで通して読む
- 参考書のコードは実行する
- 参考書を簡潔にまとめる
- 理解の弱いポイントのまとめを繰り返し読む
試験範囲
詳細はオラクルの「テスト内容チェックリスト」に記載されています。
- Java言語のプログラムの流れ テスト対策的に言えば、点数を稼げる章です。 プラットフォーム、機能、使用環境は丸暗記。 javacコマンドやコードは解説通りに実行していれば覚られました。
- データの宣言と使用 配列の格納と取出しを実行する以外は基本暗記です。
- 演算子と分岐文 if文、switch文は書式を覚えれば楽勝です。
- ループ文 while文、do-while文、for文、拡張for文が出題されます。 ネストで戸惑いがちですが、ループ文の書式と流れさえ把握すれば後は慣れです。
- オブジェクト指向コンセプト カプセル化やポリモフィズムなどの概念が、少し難しく感じましたが、 各用語の意味と関係性を簡潔にまとめると理解が容易になりました。
- クラス定義とオブジェクトの生成、使用 static、コンストラクタ、オーバーロードの理解が必要です。
- 継承とポリモフィズム 継承の「差分」という考え方、オーバーライド、インターフェース、パッケージの理解が必要でした。 ポリモフィズムについては「オブジェクト指向コンセプト」の章で出てきますが、ここでは実際にコードで表されます。
試験
なんやかんやと登録が必要なので事前に調べてアカウントを取得しておくと良いです。
1番面食らったのは、試験開始をすると最初に説明が表示されるのですが、「1問だけ点数にならない問題がある」との表示が... 65分で60問を回答しなければならないのに! 罠だと分かっていても少し動揺しますね。
肝心の回答は、「取り敢えず最後まで解いて細かい疑問は余った時間で考える作戦」で事なきを得ました。 ひっかけも有る様ですが量は少ないと思うので、参考書を理解しているので有れば気にせずに1問1分と考えてどんどん回答して行けば問題ないと感じました。 巻末問題でペースを掴んでおいたので、本番では全問解答した時点で10分余りました。
まとめ
1年ほどJavaでAndroidアプリ開発を行って来たので多少の知識は有りましたが、その時に必要な箇所を必要な分だけ覚えて利用するという進め方だったので、基礎の理解が歯抜けだったので、その辺りを学ぶ良い機会になりました。
資格については色々言われていますが、学習を初めて間もなかったりする人にはとても役立つと思いますので、受験をするかはともかく、その勉強はおすすめです。